長々と読んでくださって、ありがとうございました。
この話のテーマは「いかに格好よくレモンを活躍させるか」ではなく、「人間、腹がへると思考まで危なくなる」でした。

おかげで下部の思考も、じょじょに黒くなっていきます。
むしろ今回はレモン達の方が悲惨です。
これが陛下だったら、もっと危うかったかもしれません。卵ならそのままでもいけますし。
でも一番悲惨なのは、たぶん下部父さんです。あの高級種を買ったあとも、母さんにビンタされてます。きっと。

あと作中に出てきた『第53式ソードブル・シフォニデント・ルビライトポーンド』。
結局使われることはありませんでしたが、あんなもの使ったら普通に死にます。本気で敵を粉砕します。下部がいかに殺人罪から逃れるか、のハードな物語に脱線してしまうので、もともと使う予定ではありませんでした。

でもそのおかげで、まったく活躍しない主人公。
そして指揮をしているだけで、実はまったく役に立っていないレレ隊長。
ついでに解決していない下部の経済状況。
カクカクになった陛下。
帰れない親衛隊。

まあ、それも人生です。
下部も少し図太くなったので、これからもきっとなんとかなるでしょう。


2004/2/5

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